小さな少女
2006年 07月 09日
少女
その少女は
短いショートカットに
もの柔らかい会話
やさしい甘えるような
声色で
その奥に隠している
傷つけられないようにと
大切にしている
小さな少女
自分なんか
幼い頃に
傷つけられた
拭っても
拭いきれない
大きな傷に
自分なんか
自分なんかと
心を任せきれない
寂しい想いに
悲しんでいる
彼女の後ろに輝く
大きな後光に
観音の
妙音が
鳴り響く
あまりに悲しすぎる
たくさんの諸霊が
声をあげて泣き叫ぶ
彼女の心は
自分ではいえなくても
泣いている
どうか哀しみが
癒えるように
あまりにも
感じるからこそ
見えるからこそ
聞こえるからこそ
わかる
その哀しみが
少しでも癒えるように
観音の妙音が
鳴り響くように
そしていつか
彼女の
小さな少女が
救われるように
その少女は
短いショートカットに
もの柔らかい会話
やさしい甘えるような
声色で
その奥に隠している
傷つけられないようにと
大切にしている
小さな少女
自分なんか
幼い頃に
傷つけられた
拭っても
拭いきれない
大きな傷に
自分なんか
自分なんかと
心を任せきれない
寂しい想いに
悲しんでいる
彼女の後ろに輝く
大きな後光に
観音の
妙音が
鳴り響く
あまりに悲しすぎる
たくさんの諸霊が
声をあげて泣き叫ぶ
彼女の心は
自分ではいえなくても
泣いている
どうか哀しみが
癒えるように
あまりにも
感じるからこそ
見えるからこそ
聞こえるからこそ
わかる
その哀しみが
少しでも癒えるように
観音の妙音が
鳴り響くように
そしていつか
彼女の
小さな少女が
救われるように
by toyatoyapoetry
| 2006-07-09 15:08